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ヘイキ・コバライネン「ブレーキをいたわることが大切なコース」

ケーターハムのヘイキ・コバライネンが、バレンシア市街地コースで開催されるヨーロッパGP（6月24日決勝）に向けて意気込みを語った。

ヘイキ・コバライネン
「今回のグランプリは、公道も組み込まれた市街地サーキットでのレースになる。路面はとても滑らかで、縁石もさほど問題にはならない。けれど、減速と加速の繰り返しが続くから、急なターンへ続く一連のロングストレートをうまく走るために、できるだけ早く良いリズムをつかむことが重要になってくる」

「ブレーキを酷使するから摩耗具合に注意を払いながらブレーキの冷却に気をつける必要もある。バレンシアに向けたチームのブレーキ冷却のオプションは、カナダGP（10日実施）と似たものになる予定だよ。でも、カナダと比べてバレンシアではグランプリ中にトラックの路面が変化しやすいから、クルマのセットアップに関して注意深くオプションを見極めていくつもりさ。そうすれば週末を通じてタイヤのデグラデーションレベル（タイヤの性能低下の度合い）をコントロールすることが可能になるからね」