レッドブルのデザインがまたもやF1の統括団体FIA(国際自動車連盟)の注意を引いた。
レッドブルは、前戦モナコGP後、すでにFIAからマシンのフロアデザインが規定に違反しているとの裁定を受けていた。
しかし、ドイツ誌『Auto Motor und Sport(アウト・モートア・ウント・シュポルト)』が伝えたところによると、レッドブルはさらなる修正を余儀なくされた模様だ。8日(金)に「FIAは、レッドブルのマシンに新たな違反を発見した」と同誌が報じた。
今回指摘を受けたのは、ブレーキ冷却ダクトであり、FIAから不当に空力を助ける役割を果たしていると判断された。規定では、冷却目的以外のダクトの使用を禁止している。
伝えられるところによると、「ダクトは冷却のためだけにデザインしたものである」とレッドブル側は主張。しかしFIAはその主張を取り下げ、デザインの変更を命じた。
レッドブルはこのデザインを2012年の開幕戦から使用していた。