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WRC第5戦アルゼンチンラリー、セバスチャン・ローブが優勝

2012年05月01日(火)22:41 pm

WRC(世界ラリー選手権)の第5戦アルゼンチンラリーは29日(日)に最終日が行われ、シトロエンのセバスチャン・ローブが優勝した。以下、プジョー・シトロエン・ジャポンのプレスリリースより。

アルゼンチンで再び1-2フィニッシュ達成~アルゼンチンラリーで金曜日の昼以降、シトロエン・トタル・ワールド・ラリー・チームはラリーフィニッシュまで感動的な1-2体制をキープしました。セバスチャン・ローブとダニエル・エレナ組は、チームメイトのミッコ・ヒルボネンとヤルモ・レティネンを2位に従えて、ここ南米のラリーで7連勝を飾りました。このシトロエンの快挙はマニュファクチャラーズとドライバーズの世界ラリー選手権ポイントスタンディングへ最大ポイントを加えました。

長い2日間の闘いの後、アルゼンチンラリー最終日のスケジュールはコンパクトなものになっているようでした。競技者達は朝 8 時、ここ数年のWRCでは最長のマタデロ/アンブルのSSへ向けてスタートしていきました。この65.74kmの長距離ステージでの40分弱のアタックでもシトロエン・トタル・ワールド・ラリー・チームのドライバーたちは、ミシュランのソフトコンパウンドタイヤと共にトラブル無しで走りきりました。

ミナ・クラベロ/ギリオ・セザールとエル・コンドル/コピナといった南米の伝統的ステージは続きました。ミッコ・ヒルボネンはSS15でセバスチャン・ローブより速く走って、0.2 秒差を詰めました。「何も変わってないよ」と、ビラ・カルロス・パスのサービスパークへ戻ってきたヒルボネンは言いました。

「特に速く走ろうともしてないし、差が縮まったのはタイヤを変えたせいじゃないかな? 僕はもう最終パワーステージのことを考えてるんだ。最後の4kmに賭けてタイヤを温存してる」

「すべてうまく行ってる」「ソフトタイヤを選択したのが正しかったかどうかわからないけど。最長ステージは本当に長かった・・・。速く走ろうとも思ったけど、無事走り切ることに専念したよ。ゴールに向けてマイペースで行くよ」とセバスチャン・ローブは語りました。

ミッコ・ヒルボネンは、パワーステージ前の数ステージでタイムロスをしましたが、予定通り伝統的なエル・コンドル最終ステージの数キロでは激走し、セカンドベストのタイムを出して、2 ボーナスポイントをドライバーズ世界選手権ポイントに加えることができました。「この成績は、チームにとって有益なものとなったし、僕が週末に獲得した 20 ポイントで、僕はドライバーズポイントスタンディングで3 位に復活できた。」と語ってくれました。「また、僕が土曜のお昼まで自分のペースを維持できたことがとてもうれしい。DS3WRC をどんどん乗りこなせる様になってきたし、次のラリーが待ち遠しいよ」

セバスチャン・ローブは、自身70勝目と同時にアルゼンチンラリー7連勝も達成しました。「ポルトガルでの 0 点からここで優勝できてうれしい。今週末は本当にうまく行ったよ。最初の数ステージは僕の嫌いなコースだったけど、じっと我慢して最後にはラリーをコントロールできるまでになった。僕はアルゼンチンラリーが大好きだ。ここで何度も優勝してるし、ここのラリーの設定が素晴らしい。なんと言っても、ここで優勝することにはいつも大満足だよ。」

「500km を越える競技区間があって、このラリーはすべての車にとって大変チャレンジングなイベントです。われわれのDS3WRCは、5時間34分もの間全くメカニカルトラブルもなく走り続けました。これは、シトロエンレーシングのスタッフたちのおかげです。」とチーム監督のイブ・マットンは力説しました。

「ポルトガルでの0点後、われわれはこの地で世界ラリー選手権の2つのカテゴリーで最高のポイントを獲得することができました。われわれの指示に従ってラリーを自分たちのペースで走りきった 2 クルーへ"おめでとう"と言いたい。シトロエン・アルゼンティナ主催のさまざまなプロモーションイベントと共に完ぺきな週末でした。この子会社のやり方は、WRC においてシトロエンブランドのかかわりあいが毎年深くなっていく全く素晴らしいものです」

次回のWRCは、5月25日-5月27日にギリシャで開催されます。

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