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F1ムジェロテスト1日目の結果

イタリアのムジェロ・サーキットで1日（火）、3日間の日程で実施されるF1テストの初日が行われ、フェルナンド・アロンソ（フェラーリ）がトップ、小林可夢偉（ザウバー）は6番手になった。

午前中は曇り空のもとで路面がしめっている状態でテストがスタート。その後、徐々に路面は乾いていったものの、午後には本格的に雨が降ってしまい、各チームとも周回数は非常に限られたものとなった。

一時はあまりにも雨が激しくなったため、赤旗が出されてテストが中断されるほどだった。『Autosport（オートスポーツ）』によると、この時は救急ヘリが飛べない状態になっていたという。そのため、2日目と3日目のテストに向けてタイヤを温存すべく、走行を控えたチームもあった。テストで使用できるタイヤは、年間100セットまでと決められている。

この日のトップタイムを記録したのはアロンソ。2番手にマーク・ウェバー（レッドブル）、3番手はジャン・エリック・ベルニュ（トロ・ロッソ）になっている。しかし、天候のために限られたテスト作業しかできず、午後のみ走行をしたミハエル・シューマッハ（メルセデスAMG）とマクラーレンのテストドライバーであるゲイリー・パフェットを除き、午後になってからタイムを更新したドライバーはいなかった。

6番手になった小林可夢偉（ザウバー）は、前後のウイングやボディーワーク、ディフューザーなどの新パーツのデータ収集などを実施。2日（水）も可夢偉が走行する予定だ。なお、HRTは今回のテストに参加していない。

・F1ムジェロテスト1日目の結果