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F1ボス、フォース・インディアを国際映像から締め出し？

安全上の問題からバーレーンGPフリー走行2回目への参加を見送ったフォース・インディアに対し、F1最高責任者バーニー・エクレストンが報復を行ったとうわさされている。

反政府デモが続いているため安全の確保が難しいとされ、バーレーンでのF1レースを中止にするよう求める声は多かった。しかし、主催者側はレースを強行。そして、18日（水）の夜にはフォース・インディアのメンバーが、19日（木）にはザウバーのメンバーが抗議デモに巻き込まれてしまった。

フォース・インディアのメンバーが巻き込まれた際、メンバーの乗る車に火炎瓶が飛んできたため、チーム側は安全面を考慮して20日（金）に行われたフリー走行2回目への参加を見送った。これは、暗くなる前にチームメンバーをホテルへ帰すための措置だった。

しかし、フォース・インディアの措置に、F1の商業面を取り仕切るエクレストンが怒りを見せたとされている。

21日（土）に行われたフリー走行と予選で、フォース・インディアのクルマが国際映像に登場することはなかった。ポール・ディ・レスタ（フォース・インディア）は最終セッションのQ3へ進出しており、中堅チームのフォース・インディアにとっては好成績と言えるため、普段であれば国際映像に登場して当然とも思われる。

国際映像を管理しているのは、エクレストンが運営するFOM（フォーミュラ・ワン・マネジメント）。そのため、フリー走行に参加しなかったフォース・インディアにエクレストンが怒り、国際映像から締め出したとうわさされている。