キミ・ライコネン(ロータス)が、ギアボックスを交換し、マレーシアGP決勝で5グリッド降格のペナルティーを受けることになった。
ロータスはツイッターで、マレーシアGPのフリー走行2回目終了後、ライコネンのギアボックスを交換すると明かしている。統括団体FIA(国際自動車連盟)からペナルティーは発表されていないが、現在のF1では1つのギアボックスを5レース連続で使うことが規定されているため、ライコネンは5グリッド降格のペナルティーを受けることになる。
『Autosport(オートスポーツ)』によると、開幕戦オーストラリアGPでライコネンがコースオフした際、ラジエターに芝生が詰まったため、ギアボックスがオーバーヒートしていたという。レース後の検査により、ギアボックスの一部に故障の兆候が現れていたようだ。そのため、ロータスはマレーシアGPの決勝を走りきることはできないと判断し、ギアボックス交換を決めた。