NEXT...F1開催スケジュール

フランク・ウィリアムズ、取締役を退任

2012年03月02日(金)23:30 pm

ウィリアムズが、チーム創設者でチーム代表を務めるフランク・ウィリアムズが取締役から退くことを発表した。

今週にウィリアムズ代表は、現在チーム会長を務めるアダム・パーを自身の後任者に指名。『F1 Racing(F1レーシング)』誌へ、「もし何らかの理由で私が職務を遂行できなくなった場合、アダムが穴を埋めることになる」とウィリアムズ代表は語っていた。

そしてウィリアムズは2日(金)にプレスリリースを発表。その中には、「チーム創設者でありチーム代表のフランク・ウィリアムズ卿が、取締役から退くことを発表する」と書かれている。

取締役から退く決断をした理由について、ウィリアムズ代表は次のように語った。

「私は4月で70歳になる。避けることのできない次世代へ手綱を渡すというプロセスを段階的に進めるために決断した」

「外から見えるほど、劇的な変化ではない。私は今後も、チーム代表としてフルタイムで働き続けるし、すべての役員会にもオブザーバーとして出席する」

ウィリアムズ代表が取締役から退くことを受け、ウィリアムズ代表の娘クレアが取締役に加わった。クレアは、ウィリアムズの広報として10年間働いており、前任者が退職したことから、今回マーケティングおよび広報の責任者に昇格している。

「彼女がこの地位を勝ち取るために戦ってきたことを誇りに思う。その戦いの中で、父親のイメージを振り払うことは簡単ではなかったはずだ」とウィリアムズ代表は父親としての顔ものぞかせた。

ウィリアムズでは、昨年にチームの共同創設者パトリック・ヘッドがF1業務から引退しており、着実に世代交代が進んでいる。

前後の記事
最新ニュースをもっと見る  >
TopNewsの最新ニュースが読めるよ!
facebookフォロー Twitterフォロー RSSでチェック