多くのF1チームがノーズに段差を作ったことに対し、ファンからは「不細工」だとの意見も出ているが、フェラーリ会長ルカ・ディ・モンテゼモーロは外見よりも速さが重要だと語った。
今季からF1では、クラッシュ時の安全性を向上させるため、ノーズを低くするよう規則が変更になった。多くのチームが、ノーズに段差を作ることで先端を低くしてこのルール変更に対応している。
しかし、この「段差ノーズ」の見た目が悪いとしてファンからは不評だ。だが、外見よりも勝利できるクルマであることの方が重要だとして、モンテゼモーロは『Sky Sport 24(スカイ・スポーツ24)』へ次のように語った。
「確かに醜いが、何よりも勝つことを望んでいる」
「ドライバーが望むのは速さだ。美しいか不細工かなど考えることはない」
フェラーリのデザイナーであるニコラス・トンバジスも「ノーズ? 愉快なものではないが、効率的ではある」とコメントした。