F1日本GPの舞台、鈴鹿サーキットを運営するモビリティランドが17日(火)、2012年F1日本GPの概要を発表。サーキット開場50周年を記念して3月3日(土)・4日(日)に行われる「鈴鹿サーキット50周年ファン感謝デー」でチケットの先行販売を行うことも明らかにされた。
今季のF1は史上最多の20戦で戦われる。追い抜き増加を目的に昨年から導入されたDRS(空気抵抗低減システム/可変リアウイング)の使用が今季は拡大されるとみられており、KERS(運動エネルギー回生システム)の使用も継続されることから、昨年以上に白熱した戦いが期待されている。
また、2007年のF1王者キミ・ライコネンがロータス(旧ロータス・ルノーGP)からF1へ復帰するほか、ミハエル・シューマッハ(メルセデスAMG)、フェルナンド・アロンソ(フェラーリ)、ルイス・ハミルトン(マクラーレン)、ジェンソン・バトン(マクラーレン)、セバスチャン・ベッテル(レッドブル)と、6名のチャンピオン経験者が参戦することも目玉だ。
10月5日(金)から7日(日)にかけて行われる今年の日本GPでは、各観戦チケット料金の見直しを行い、全観戦エリアに高校・大学生および子ども(3歳~中学生)料金を設定。昨年までは3歳以上が共通料金だったグランドスタンドV2席にも子ども料金が設定されたことから、子連れでの観戦がしやすくなった。
また、3日間の通し券で開幕前日の4日(木)、ファンミーティングが開催される決勝翌日の8日(月・祝)も入場可能。さらに、敷地内の遊園地モートピアの5日間有効パスポートもついており、ファミリーでの観戦がお得になっている。
なお、今年もヘアピンのI席と、1コーナーも見渡せる2コーナー先のC席に小林可夢偉応援席が設置される。その可夢偉は、「今年も日本GPでは僕の応援席が設定されると聞きました。去年はうまく結果を出せなかったので、今年はファンの皆さんの声援をバネに1年目以上の結果を目指して頑張りますので応援してください」とのコメントを残した。
今年の日本GPは、5日にフリー走行、6日(土)にはフリー走行と予選が行われ、7日の15時に決勝がスタートする。