ザウバーの小林可夢偉は、ハンガロリンクで開催されたハンガリーGP決勝を15番手からスタートしたが、スタート直後の1コーナーで進路をふさがれて大きく順位を落とした。その後もなかなか順位を上げられず、最終的にはピットへ戻ってリタイア。しかし、リザルト上は18位完走扱いになっている。
小林可夢偉
「僕らはここでは単純に遅すぎました。週末を通じて苦戦の連続でしたが、特にハード側タイヤにはてこずらされました。それにスタート直後にいくつか順位を下げていたんです。ものすごく左側においやられ、それ以上どこにも行き場がありませんでした。最後に(ピットに)戻ってくるようにとの指示を受けました。油圧系に液漏れがあったためです。どういうわけか、ハンガロリンクではうまくいきませんでした」