メルセデスAMGのミハエル・シューマッハは、クアラルンプールのセパン・インターナショナル・サーキットで行われたマレーシア決勝を3番手からスタートして10位になった。
ミハエル・シューマッハ
「レースのスタート位置を考えると、最後に手にしたのがたった1ポイントなんて情けないよ。チームの努力に報いるためにも、もっといい位置でゴールしたかった。それなのに、スタート直後にクルマの後ろに接触されて、クルマがスピンした時点で僕のレースが決まってしまった」
「レースの前半は前が全く見えなくて、とにかくコースにとどまることだけを考えていた。結局、その決断は正しかったね。(赤旗中断後に)レースが再開してからは僕たちのペースもそれほど遅くなかったけれど、それはどのチームも同じだったから順位を上げるチャンスはなかったよ」
「予選での速さをレースにつなげるには、まだやるべきことが山ほどあると今日はあらためて感じたし、チームの皆が解決策を求めて知恵を絞っているのは間違いないよ。でも、それはすぐに次のレースへつなげられるものではないし、時には時間を要することもあるのだから、時が来るのを待たなければね。それでも、僕たちが進歩しているのは確かだし、その確信を胸に家へ帰れる。次のレースを心待ちにしているよ」