有名なスパ・フランコルシャン・サーキットのあるベルギーのワルーン州政府が、ベルギーGPの将来について、4週間ないしは5週間以内には明確にしたいと望んでいる。
最近、フランスGPが2013年に復帰し、ベルギーGPと交互開催となるという報道が流れたが、これを受けて同州政府の経済大臣であるジャン・クロード・マルクールが10日(火)に議会の委員会において答弁を行っている。
マルクールの説明によれば、コストのさらなる削減のために、同州政府では2011年からヨーロッパの他の国との間で交互開催を行う可能性について検討を始めていたという。そして、“法的拘束力のない書類”がフランスとの間でやりとりされていたが、本来は2011年の末までに回答を求めたものだったという。
これについて、マルクールは『RTL Sport Belgium(RTLスポーツ・ベルギー)』に次のように述べている。
「1月1日時点では何も起こらなかった。今になってフランスは遅れを取り戻そうとしているようだ。4週間か5週間のうちには、全てを明確にしなくてはならない。何が起ころうとしているのかがわからないまま契約を終了させたくないのでこれ以上引き延ばしたくない。われわれは今フランスからの回答を待っているところだ」