トヨタ自動車(株)は2023年1月26日、4月1日付の役員人事および第119回定時株主総会日付の取締役の体制について発表した。
代表取締役会長の内山田竹志氏が退任し、会長に豊田章男氏、社長に佐藤恒治氏がそれぞれ就任する。
豊田章男氏
現職:代表取締役社長、執行役員、Chief Executive Officer
新役職:代表取締役会長
内山田竹志氏
現職:代表取締役会長
新役職:代表取締役
佐藤恒治氏
現職:執行役員、Chief Branding Officer、Lexus International Co.(President)、GAZOO Racing Company(President)
新役職:執行役員、社長、Chief Executive Officer
豊田氏はリーマン・ショック直後の2009年6月、14年ぶりに創業家出身者として社長に就任し、4610億円の赤字という厳しい状況下からスタート。2016年にはダイハツを完全子会社化、その後もマツダやSUBARU、スズキと資本・業務提携をしてEV時代に向けて仲間づくりを進めてきた。
また、豊田氏はマスター・ドライバーでもあり、同時にクルマ好きのレーシングドライバーとしてモリゾウの名前で自らレースに参戦。GAZOO RacingではWRCやWECなどモータースポーツにも積極的に参戦し、「もっといいクルマづくり」を推進してきた。