いよいよF1最終戦、第22戦アブダビGP(ヤス・マリーナ・サーキット)が開催される。今年ルーキーとしてF1デビューを飾って1年間戦ってきた角田裕毅(アルファタウリ・ホンダ)が最終戦への意気込みを語った。
●【F1第22戦アブダビGP】いよいよ最終戦!開催スケジュール
■現状のドライビングにはとても満足
「僕にとっては本来行けたはずの結果にはなりませんでしたが、サウジアラビアのコースは、みんなが予想していたようにエキサイティングなレースを演出しました。高速でウォールの近いこのコースをドライブするのが大好きになりました」
「レースでは、かなりいいペースでしたが、ベッテル選手をオーバーテイクするときに、もっと慎重になるべきでした。ルーキーとしてのシーズンで、また新たな学びになりましたが、現状のドライビングにはとても満足しています」
■昨年のテスト走行でガレージを出ていくときは胸が高鳴りました
「アブダビでレースをしたことはありませんが、F1マシンでの走行は、昨年末のヤングドライバーテストの経験があります。そのテストはとても上手くいったことを、今でも覚えています。それ以前にもF1マシンのドライブは経験しましたが、そのシーズンを戦った現行マシンでは初めてでした。とてもエキサイティングな経験で、特にガレージを出ていくときは胸が高鳴りました」
■ルーキーとして走るのは最後。できるだけ多くのポイント獲得を目指す
「ただ、今年はオーバーテイクをしやすくするため、かなり大きなレイアウト変更があるので、全員にとって新たに学ばなければならないことがあります。第一印象はより高速で、流れるようなレイアウトになっていると思うので、昨年と同じタイヤでも消耗がどうなるのかなど、どんな影響があるのか楽しみです」
「コースは大きく変わりますが、過去の経験からどんな感じなのかは分かっているつもりです。適応は楽になるはずなので、チャンスを最大限に活かし、できるだけ多くのポイント獲得を目指します。ルーキーとして走るのは最後になるので、そのレースを楽しみたいですし、できるだけいい位置でシーズンを終えたいと思います」