ルイス・ハミルトン(メルセデス)は7日(木)、F1第16戦トルコGPでエンジン交換によるグリッド降格ペナルティを受ける可能性は「小さい」と示唆していたが、金曜日のフリー走行1回目では新しいエンジン(ICE)に交換したことが発表された。これにより、ハミルトンは10グリッド降格ペナルティを受けることになる。
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伝えられるところによれば、メルセデスもエンジンの信頼性に問題を抱えており、ハミルトンに関してもいずれどこかで4基目のエンジンを投入してグリッド最後尾から決勝をスタートするしかない状況だと言われていた。
また、ハミルトンは木曜日の時点で「現時点では2基目と3基目のエンジンがまだ使えるし、交換は想定していないよ。だけど、どんなことでも急に変わることはあるけれどね」と語っていた。
また、トト・ヴォルフ代表は「雨になれば」交換する意味もあると語っていたが、現在の天気予報だと土日は雨予報となっていることから、メルセデスはエンジン交換を決断したようだ。