F1第9戦オーストリアGP(レッドブル・リンク)決勝レースを終え、セバスチャン・ベッテル(アストンマーティン)が次のようにコメントした。
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最終ラップのターン5で、イン側にベッテル、半車身後ろのアウト側にライコネンという状態で、ベッテルの左リヤタイヤとライコネンの右フロントタイヤが接触、2台は絡み合いながら左側のグラベルに消えてしまった。2人は無事だ。
アウト側にいたライコネンの左側には十分なスペースが空いている中での接触。スチュワードはレース後、この事故について審議中としている。巻き込まれたベッテルとしては残念な終わり方だった。暫定レースリザルトでは、ライコネンが16位、ベッテルが17位となっている。
■セバスチャン・ベッテル(アストンマーティン)
スターティンググリッド:11番手(3グリッド降格ペナルティ)
決勝レース:17位
「今日のレースは決して楽なものではなかった。キミ(ライコネン/アルファロメオ)との間に誤解があって、グラベルを走行することになってしまった。
彼は僕が前にいるのが見えなかったのだろう。僕が最初に気がついたのは、左リアに感じた接触だった。
僕は第4コーナーをうまく抜け出して、第5コーナーに差し掛かった時には、キミの右から前に出ていた。
キミの意図はなかったと思う。それ以前に、今日はポイント獲得を目指して戦うだけのスピードがなかったんだ。
車内で感じていたバランスは良かったけど、フレッシュエアーではない渋滞に巻き込まれた序盤のスティントでは、ミディアムタイヤを履いたマシンの方が良いパフォーマンスを発揮していた。
ポイントを獲得できなかったのは残念だけど、次のシルバーストーンでのレースまでに、どこを改善すればいいのかを理解するために努力するよ」
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