F1オーストリアGP(レッドブル・ホンダ)決勝レースの最終ラップ、元フェラーリでチームメート同士だったセバスチャン・ベッテル(アストンマーティン)とキミ・ライコネン(アルファロメオ)がターン5で接触して、2台ともグラベルにコースアウト、フィニッシュラインを通過できなかった。
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ラストラップ、このレースで何度もドラマが見られ重要なオーバーテイクポイントとなったターン4を抜けて、ターン5でイン側にベッテル、半車身後ろのアウト側にライコネンという状態で、ベッテルの左リヤタイヤとライコネンの右フロントタイヤが接触、2台は絡み合いながら左側のグラベルに消えてしまった。2人は無事だ。
アウト側にいたライコネンの左側には十分なスペースが空いている中での接触。スチュワードはレース後、この事故について審議中としている。巻き込まれたベッテルとしては残念な終わり方だった。暫定レースリザルトでは、ライコネンが16位、ベッテルが17位となっている。
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