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【レッドブル】ウイングの修正が必要になるのは確かだとチーム首脳

2021年05月17日(月)19:24 pm

レッドブル首脳のヘルムート・マルコ(モータースポーツアドバイザー)が、レッドブルでは“曲がる”と指摘されているリアウイングに修正を加えることになるだろうと認めた。

バルセロナで行われた2021年F1第4戦スペインGPの後、ルイス・ハミルトン(メルセデス)がマックス・フェルスタッペンのレッドブル・ホンダF1マシンに装着されたリアウイングが“曲がる”と指摘したこともあってか、F1統括団体であるFIA(国際自動車連盟)はフレキシブルウイングを今後厳しく取り締っていくとF1チームたちに通達を出した。

自分たちがF1マシンに装着しているパーツはすべてFIAによる厳密な検査に合格しており、完全に合法的なものだと主張していたレッドブルだが、今後FIAがさらに厳しい基準を適用することになれば必然的に自分たちのパーツも見直すことになるだろうと認めている。

「これはよくある話なんだ」

『Motorsport-Magazine.com』にそう語ったマルコは次のように続けた。

「何年もF1選手権を戦ってきたが、1シーズンに2回か3回はフロントウイングに変更を加える必要があったと思う」

「FIAがレギュレーションを策定し、チームはそれを最大限に活用しようとするものだ」

「だが、これは単にレッドブルだけの問題ではないよ。ほかのチームも同じように影響を受けることになる」

実際のところ、アルピーヌの方がレッドブルよりも大きな影響を受けるだろうと報じているメディアもある。

マルコは次のように続けた。

「これから出てくる解釈との関係で微調整が必要になることも想定しているよ。それはこれまでの解釈とは異なるものになるわけだからね」

しかし、マルコは今回の規制強化がレッドブル・ホンダF1マシンのパフォーマンスに与える影響はあまり大きくはないはずだと主張している。

ウイングの修正が行われた場合、フェルスタッペンはどれくらいタイムを失うことになると思うかと質問されたマルコは次のように答えた。

「今それを計算しているところだ。しかし、タイトル争いにおいて重大な意味を持つほどのものにはならないよ」

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