ロマン・グロージャンが2021年にインディカーで走るかどうかを明らかにするのは「まだ早すぎる」と語った。
2020年のF1第15戦バーレーンGP決勝で起きた大クラッシュから生還したグロージャンだが、所属していたハースのシートは昨年限りで失っており、インディカーへ転向する可能性が大きいのではないかとうわさされている。
実際のところ、グロージャンがバーレーンの事故で負ったやけどはほぼ完治に近い状態となっており、最近ではインディカーのデイル・コイン・レーシングがグロージャン獲得に興味を示しているとも伝えられている。
グロージャンは母国フランスのラジオ局『RMC』に次のように語った。
「もう手を人前に出してもいいだろうと思って写真を(SNSに)投稿したよ」
「あまり面白くないこともあったし、僕の身体の一部が必ずしも見たいとは思わないようなものになってしまったよ。でも順調に回復しているよ」
「まだ痛みはあるし、痕も残るだろうね。でも不満を言うつもりはないんだ」
そう語った34歳のグロージャンは笑いながら次のように付け加えた。
「実際のところ、28秒間も炎の中に座っていたのに傷がひとつもなかったらがっかりしていただろうからね」
インディカー転向のうわさについて質問されたグロージャンは次のように答えている。
「それを話すにはまだ早すぎるよ。でも、確かなのはまたレースを始める準備が整っていると感じていることさ」
「いろんなプロジェクトに興味を感じているよ。ル・マン、アメリカで行われているもの、そしてパリダカにもね」