F1第18戦メキシコGP(エルマノス・ロドリゲス・サーキット)を終え、田辺豊治(ホンダF1テクニカルディレクター)が次のように振り返った。
●【決勝レース結果】2019年F1第18戦メキシコGP決勝レースのタイム差、周回数、ピット回数
■田辺豊治(ホンダF1テクニカルディレクター)
「今日のメキシコGP決勝は、昨日の予選までの速さを結果に結びつけることができず、我々にとっては残念なレースになりました。
レッドブルのアルボンは前を走るマシンに迫りながら、確実なパフォーマンスでグリッドポジションを守り、5位でフィニッシュしました。
ペナルティーのため4番手スタートのフェルスタッペンは、スタートでの接触と、またその直後の接触によるタイヤバーストなどの不運がありましたが、それでも何とかレースに復帰し、最後尾から6位までポジションを回復してレースを終える形になりました。
トップ10圏内のグリッドを獲得したトロロッソの2台は、ユーズドタイヤでのスタートとなったため、後方からニュータイヤを履いて迫るライバルに対して不利な展開になりましたが、それでも最後はガスリーが9位入賞と貴重なポイントを持ち帰ってきてくれました。
シーズンは残り3戦となりましたが、来週末にはアメリカでのレースが待っています。残りのレースを一戦一戦、大事に戦っていきたいと思います」
●【ハイライト動画】ホンダ勢は3台入賞 フェルスタッペンは最後尾から6位/F1メキシコGP
●【ペナルティ】9位のクビアト、10秒加算でポイント失う/F1メキシコGP
●【決勝レポート】ホンダ表彰台獲得ならずも3台がポイント獲得/F1メキシコGP
●【ドライバー・オブ・ザ・デイ】“最後尾”から追い上げたフェルスタッペンが選出/F1メキシコGP