F1アゼルバイジャンGPがバクー・シティ・サーキットで開幕し、フリー走行1回目が行われていたが、“マンホール”の影響でセッションが終了した。
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■ウィリアムズに災難続く
今シーズンも苦戦しているウィリアムズには“マンホール”に続き災難が続く。ジョージ・ラッセルのウィリアムズのマシンを乗せたレッカー車のクレーンの先端が「ROLEX」の陸橋に接触。そのクレーンの油圧機構のオイルが漏れ出し、ウィリアムズのマシンのリアカウルにボタボタとかかってしまった。
クレーンで持ち上げられたウィリアムズの底部はバラバラになっており、配線も出てしまっていた。フロア以外への影響も心配される。
■マンホールはルクレールの時に・・・
リプレイを観ると、シャルル・ルクレール(フェラーリ)の左タイヤが例の“マンホール”を通過した際、マンホールが浮き上がっていた。この時点でマンホールが外れかかっており、その後に通過したジョージ・ラッセル(ウィリアムズ)のマシンが不運にも接触したことになる。
■セッション終了
コース上ではマンホールの修復作業が続けられていたが、全コースのマンホールの確認もすることになったこともあり、「フリー走行1回目は終了する」というアナウンスが流れた。
フェラーリはセバスチャン・ベッテルが3周、シャルル・ルクレールは4周したものの、各マシンは1周のインスタレーションラップをしただけで、メルセデスの2台はコースインすることなく終わった。ルクレールは、ウィリアムズの「破片を踏んでしまった」と無線で伝えていたが、今のところタイヤを除いてフェラーリのマシンへの影響はなさそうだ。
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