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【FP1レポート】予期せぬアクシデントに見舞われたバクー最初のセッション/F1アゼルバイジャンGP

2019年04月26日(金)19:03 pm

2019年F1第4戦アゼルバイジャンGPが4月26日(金)、バクー市街地サーキット(1周6.003km)で開幕。現地時間13時(日本時間18時)からフリー走行1回目が開始されたが、思わぬアクシデントが発生したことで1時間以上を残してセッションが中止されるという事態となった。

●【FP1結果】2019年F1第4戦アゼルバイジャンGPフリー走行1回目のタイム差、周回数

快晴に恵まれたバクーで金曜フリー走行1回目が開始されると、各ドライバーがマシンチェックのためのインスタレーションラップを開始していく。

そんな中、フェラーリのシャルル・ルクレールとセバスチャン・ベッテルはそのまま周回を続けてタイムを刻み始めた。

その後、セッション開始から10分ほどが経過したところで、すでにインスタレーションを終えていたウィリアムズのルーキードライバーであるジョージ・ラッセルが最初の走行プログラムを開始する。

ところが、タイム計測ラップに入ったラッセルのマシンがストレートで突然破片をまき散らしてしまい、ラッセルはそのままマシンをコース上にストップさせた。ここで赤旗が振られ、セッション中断となった。

リプレイされた国際映像により、ラッセルがコース上のマンホールの上を通過した際、マンホールの蓋が吸い上げられてラッセルのマシンに激突していたことが明らかとなった。

ラッセルのクルマはその後クレーン車によって移動され始めたが、なんとここでそのクレーンがコース上に渡された鉄骨製の看板に激突するというアクシデントも発生してしまう。

この事故でダメージを負ったクレーンからオイルが漏れ出し、ラッセルのマシンに降りかかるという、ウィリアムズにとっては踏んだり蹴ったりの展開となってしまった。

コース上のマンホールの修理、その後の点検に相当の時間を要するため、開始から28分ほどが経過したところでこのセッションが再開されることなくここで終了となることが発表された。

結局、このセッションでタイムを刻んだのはフェラーリの2台だけだった。各チーム、各ドライバーにとっては貴重な90分のセッションがほぼまるまる失うこととなり、このあと行われるフリー走行2回のプログラムにも大きな影響が生じることとなった。

■フリー走行1回目のタイム

トップ/シャルル・ルクレール(フェラーリ) 1:47.497
2番手/セバスチャン・ベッテル(フェラーリ) 1:49.598

F1アゼルバイジャンGPフリー走行2回目は、このあと日本時間22時から始まる。

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