F1は今年9月にギャンブルの世界に足を踏み入れることを発表したが、このほどF1最高責任者のチェイス・キャリーがそれはF1やファンのためになるのだと主張した。
バーニー・エクレストンがF1最高権威の座にあった時代には、F1はギャンブルの世界からは常に足を遠ざけてきていた。
だが、2017年にF1新オーナーとなったリバティ・メディアは今年スポーツ関連のギャンブル事業を営む『Interregional Sports Group(インターリージョナル・スポーツ・グループ)』と1億ドル(約114億円)とも言われる契約を締結。これによってF1ファンは単にレースを見るだけではなく、結果を予想して賭けることもできるようになるわけだ。
「ファンがそれを楽しむのは確かだよ」
そう語ったキャリーは次のように続けた。
「それによって(F1が)もっと興味深く、もっとワクワクするものになると思っている」
「もちろん、我々にはそれに伴う責任がある。我々は適正で完全なツールを用いることで健全なやり方でそれを実施したいと考えている」
そう述べたキャリーは次のように付け加えている。
「今日では人々がスポーツに賭けることができるようになっている。だからこれは新しいことではないんだ。だが、我々は新しく、より興味深いやり方でこれを提供できると考えている」