2018年D1グランプリ最終戦(全8戦)が東京のお台場特設会場(船の科学館駅前駐車場)にて開催され、横井昌志(SILVIA S15)が自身初の2018D1GPチャンピオンに輝いた。D1史上11人目のチャンピオンの誕生だ。
■単走
1台ずつで走る「単走(たんそう)」では、末永直登(SILVIA S15)が98.61点でトップ。ランキング1位の横井は98.31点の4位だった。ランキング2位の川畑真人(TOYO TIRES GLION TRUST RACING/R35)は99.23点を出したもののペナルティでマイナス2点となり単走8位。この時点で横井の年間チャンピオン獲得が決定した。
■追走
続いて2台が併走する「追走(ついそう)」は夕焼けが美しい夕方4時10分からスタートし、単走での上位16台がトーナメント形式で戦った。決勝は単走3位の末永正雄(TOYO TIRES GLION TRUST RACING/R35)と、単走16位の最下位でトーナメントに進んだ内海彰乃(YUKE'S Team ORANGE/SILVIA S15)の対決になり、内海が優勝を飾った。
■引退セレモニーでトラブル・・・
その後、野村謙(53歳、PACIFIC RACING TEAM DUNLOP/ER34)の引退セレモニーが行われたが、単独でのドリフト中にフェンダーが外れるトラブルに見舞われてしまった。
■日曜日はドリフト世界一決定戦
明日4日(日)は、同地で第2回FIAインターコンチネンタル・ドリフティング・カップ(FIA IDC)が開催される。日本からはD1GPランキング上位4名がエントリー。初代世界チャンピオンの川畑真人や、2018年D1GPチャンピオンに輝いた横井昌志、藤野秀之、末永直登が出場する。