アントニオ・ジョビナッツィが、2019年に向けてザウバーのシート獲得を視野に入れていることを認めた。
フェラーリのアカデミー所属ドライバーであるジョビナッツィだが、同じ境遇にあるシャルル・ルクレールが今季ザウバーのシートを獲得。ルクレールはそのチャンスを生かして目を見張るような活躍を見せており、2019年にはキミ・ライコネンの後任として一気にトップチームであるフェラーリのシートを獲得するのではないかともうわさされている。
もしそのうわさの通りルクレールがフェラーリ昇格を果たせば、ザウバーのシートが少なくともひとつは空くことになる。そしてフェラーリの支援を受けて今季ザウバーのリザーブドライバーを務めているジョビナッツィにもそのシートを獲得するチャンスが訪れることになる。
7月31日(火)と8月1日(水)の2日間にわたってハンガロリンクで公式シーズン内テストが開催されたが、ジョビナッツィは1日目にはフェラーリ、2日目にはザウバーのテストを担当していた。
第11戦ドイツGP、第12戦ハンガリーGPではルクレールに代わって金曜フリー走行1回目を担当していたジョビナッツィだが、来季はザウバーからレースに出たいと認め、次のように語った。
「僕は2018年にあと4回アルファロメオ・ザウバーで金曜日の朝に走ることになっているんだ」
「そして、望んでいるシートが獲得できることを期待しているよ」