2019年にレッドブル・ホンダが誕生するのがほぼ確定的だと見られる有力な“状況証拠”が報じられている。
■オーストリアでレッドブル・ホンダ誕生を発表?
すでに報じられている通り、レッドブルがホームレースとなる第9戦オーストリアGPにおいて何らかの発表を行う予定であることが明らかとなっている。
そしてドイツの『Auto Bild(アウト・ビルト)』も、それは恐らくルノーと今季限りで決別し、来季からホンダPU(パワーユニット)を搭載するという内容だろうと報じている。
■最終判断の場だったカナダGP
モントリオールで行われた先週末のF1カナダGPを前に、レッドブルのチーム代表クリスチャン・ホーナーはルノーが持ち込む新スペックPUと、ジュニアチームのトロロッソに搭載されるホンダの新スペックPUを比較して来季のエンジンサプライヤーを決定することになると示唆し、次のように語っていた。
「今週我々が収集するデータがカギになる。我々としてはオーストリアまでには決断したいと思っているよ」
■ホンダPUの改善はコンマ3秒相当
トロロッソ・ホンダはカナダGPではポイントを手にすることはできなかったものの、そのF1マシンに搭載された新スペックホンダPUはレッドブルの首脳たちを満足させるに十分なものだったようだ。
レッドブルのモータースポーツアドバイザーを務めるヘルムート・マルコは次のように語った。
「1周あたりコンマ3秒(の改善)が話題になっているよ」