レッドブルのチーム代表を務めるクリスチャン・ホーナーが、今年はメルセデスAMGやフェラーリとF1タイトル争いを繰り広げられるようにしなくてはならないと語った。
■2強チームと互角に戦えない理由はない
今週に入って、レッドブル首脳のヘルムート・マルコが今年はタイトル争いにからむことはできないだろうとコメントしたことが報じられていた。
だが、ホーナーは次のように語った。
「もし我々が昨年の授業で学んでおり、信頼性も改善されるとすれば、我々が互角の位置に行けない理由はないと思う」
■フェルスタッペンはF1チャンピオンの器
一方、マルコは現在のレッドブルにおける最大の強みはダニエル・リカルドとマックス・フェルスタッペンという非常に優れたドライバーが2人そろっていることだと語っていた。
ホーナーは、中でもまだ20歳のフェルスタッペンがこれから中心的な役割を果たしていくのは間違いないと考えているようだ。
フェルスタッペンがF1タイトルを獲得するのも「時間の問題」だと語ったホーナーは、『Speedweek(スピードウィーク)』に次のように続けた。
「セバスチャン・ベッテル(現フェラーリ)は30歳になる前に4回タイトルをとった。ルイス(ハミルトン/メルセデスAMG)も4回達成したし、彼もまだ32歳だ。私に言わせれば、マックスはチャンピオンだよ」
「どのドライバーが卓越しているかは見れば分かるし、マックスは間違いなくそうしたドライバーのひとりさ」
レッドブルとフェルスタッペンは2017年シーズン途中に契約を2020年まで延長している。