6日金曜日、ホンダF1の長谷川祐介F1プロジェクト総責任者と山本雅司モータースポーツ部長は、F1日本GPが行われている鈴鹿サーキットで日本のメディアに対して会見を開いた。
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来年はマクラーレン・ホンダからトロロッソ・ホンダとなるが、海外メディアで報じられていたトロロッソ製ギアボックスについて質問されると長谷川氏は「問題ありません」と答えた。
これまでマクラーレン製ギアボックスを使用していたこともあり、トロロッソにマクラーレン製ギアボックスが搭載されるのではとも言われてきた。しかしF1シンガポールGPでの記者会見でトロロッソ側は「トロロッソ製ギアボックスを搭載」することになると発表。これを受け、ホンダ・パワーユニットとのマッチングについて疑問視されていた。
しかし、長谷川氏は記者の質問に次のように答えている。
「パワーユニットとの“合わせ面”だけで、“くっつけるだけ”なので問題ではありません。シフトがスムーズに動くかという性能という意味では開発が必要になっていきます」
また、トロロッソ製ギアボックスの技術開発については「もちろん協力します」と述べており、マクラーレンよりもトロロッソの方がホンダのノウハウを活かすことができるだろうと期待しているようだ。