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【マクラーレン・ホンダ】ルノーと会談したチーム首脳「9月に決断する必要がある」

2017年09月02日(土)17:29 pm

F1イタリアGP(3日決勝)が行われているモンツァで、マクラーレンとルノーが会談を持った。

●【マクラーレン・ホンダ】アロンソ、決断の前にホンダ首脳陣と話す意向

イタリアGPの前日、ルノーの首脳であるアラン・プロストとシリル・アビテブールが、F1のモータースポーツ担当マネジングディレクターを務めるロス・ブラウンと共に、マクラーレンのモーターホームを出る姿が目撃された。

そのため、2018年にルノーがマクラーレンにエンジンを供給する話し合いがまとまったのではないかといううわさが高まっている。

「僕は今エンジニアとのミーティングから戻ったばかりだから、何があったか少し探ってみるよ」というアロンソの言葉をスペインの『Marca(マルカ)』紙が伝えている。

■決断を迫られているマクラーレン

マクラーレンは、ホンダとの関係を継続するかどうかの決断を迫られている。

現在ルノーエンジンを搭載しているトロロッソが来季からホンダエンジンにスイッチすれば、代わりにマクラーレンがルノーからエンジン供給を受けられる。ロス・ブラウンはその方向で後押ししているようだ。

「われわれは9月に決断する必要がある。おそらく月初めには」とザック・ブラウンは話している。

しかし、トロロッソのほうはさらに決断を急いでおり、日曜日の午後6時までに来季のエンジン計画をはっきりさせたがっていると伝えられている。

「誰もが時間的なプレッシャーにさらされていると思う」とザック・ブラウンは話す。

「マクラーレンでは今週末に決断を下す必要はないけれど、トロロッソの状況について私には言えない」

■決断は来季のホンダの計画を見てから

ザック・ブラウンは、ホンダとの関係継続も除外していない。

「ホンダはリソースを追加しているし、ほかにも様々なことをしている。君たちに教えることはできないが。しかし、彼らが多くのコンサルタントの手助けを受け入れていることは知っていると思う」

「来週、集まってホンダの計画を検討する。決断を下すのはそのあとだ」

その結果次第では、アロンソが移籍する可能性もある。ブラウンも、アロンソが離脱した場合に備えて「プランB、プランC」に取り組んでいると認める。

しかし、ハンガリーGP後のテストで注目を集めた若手のランド・ノリスは選択肢に入っていないという。

「来年は彼をF2で走らせる計画だ」とブラウンは話した。

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