マクラーレン・ホンダのエンジントラブルは火曜日のテストでも続いている。
バーレーンテスト初日となる18日(火)、テストドライバーのオリバー・ターベイがマクラーレン・ホンダMCL32を走らせているが、開始早々、インスタレーションラップを2周したところで早くもホンダパワーユニットにトラブルが発生した。
ライバルチームのドライバーたちが順調に周回を重ねる中、エンジン交換のためにターベイは走行できない状態が続くという状況に陥ってしまっており、午後の走行を目指し、昼休みまでを目標として新しいエンジンへ交換をしている。(18日:日本時間19時現在)
このテストで使用されているエンジンは、ホンダの本拠地さくらから送られた「新しいアイデア」を盛り込んだ新仕様をテストしていると思われる。しかし、先週末のF1バーレーンGPでMGU-Hに起こったような「まともに走れない」というトラブルが火曜日も続いている。
ホンダは週末、壊れた原因は不明と語っていたが、暑さなどバーレーン特有の環境が関係していると言われている。
バーレーンGP決勝レース終了後、長谷川祐介ホンダF1総責任者は今後の開発計画を推進するべく日本に戻ったようだ。
なお、フェルナンド・アロンソとF1モナコGPで復帰するジェンソン・バトンは、このテストには参加していない。
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