ウィリアムズが、F1を引退レースを終えたフェリペ・マッサへ、次のような感動的なメッセージとともに、感謝の気持ちを述べた。
■「オブリガード(ありがとう)マッサ」
ウィリアムズ・ファミリーは、F1から引退した今、フェリペ・マッサの明るい未来を願っています。
フェリペは、ウィリアムズとフェリペにとって突出した成績となった2014年にバルテリ・ボッタスのチームメートとしてウィリアムズ・マルティニ・レーシングに加入しました。
彼はパドックで最も愛され尊敬されたドライバーの一人であり、間違いなくF1の歴史に残ることでしょう。
■2014年
フェリペは私たちと共に過ごした1年目、とても記憶に残る成功を収めました。
イタリアGPで3位表彰台を獲得した際は、ティフォシから盛大な歓迎を受け、喜びは最高潮に達しました。
チームとして最も誇らしい瞬間の一つは、アブダビGPでバルテリ・ボッタスとのダブル表彰台を獲得したことです。ダブルポイントシステム(最終戦だけポイント2倍だった)のおかげもあり、1グランプリで最高ポイントを記録し、ウィリアムズはコンストラクターズチャンピオンシップで3位を確保しました。
■2015年
2015年シーズンは、もう一つのフェリペが強かった年でした。彼はオーストリアGPとイタリアGPで2度の表彰台を獲得し、ドライバーズチャンピオンシップでは121ポイントを獲得して6位でシーズンを終え、ウィリアムズがレッドブルより前の3位を確保できました。
■2016年
2016年シーズンは、フェリペは開幕から6連続ポイントフィニッシュで始まりました。
そして、9月1日、モンツァで記者会見を開き、F1からの引退を発表しました。感動的な記者会見は、元チームメートで親友のミハエル・シューマッハを彷彿とさせるものでした。
2016年のシーズンの中では、F1で残り2戦となった最後のホームレースでリタイアした後、ブラジル国旗をまとってピットレーンを歩いている時、メルセデス、フェラーリ、ウィリアムズのメカニックが彼の栄誉を讃えた時よりも感動的なシーンはありませんでした。
2016年のアブダビGPは、フェリペにとって250戦目のグランプリで、過去7人のドライバーだけが達成したマイルストーンでした。彼はパドックが本当に恋しくなるでしょう。
私たちはあなたの家族とともに送る人生の次の章の幸運を願っています。
オブリガード(ありがとう)マッサ!