マクラーレン・ホンダのレーシングディレクターを務めるエリック・ブーリエが、ハンガロリンクで行われるF1ハンガリーGP(24日決勝)に向けて意気込みを語った。
■エリック・ブーリエ「順調な週末とすることが重要」
「シルバーストンでの2日間のポジティブなテストを終え、これからハンガロリンクへ向かうことになる。あそこ(シルバーストン)でグランプリの週末は間違いなく厳しいものだったが、サーキットの特性も分かっていたし、我々も困難なレースに備えていた。それでも、ポイント圏内でゴールできなかったのは残念だったがね」
「だが、テストは勇気づけられるものだった。イギリスと日本のエンジニアたちがMP4-31のさらなる開発に向けて貴重なデータを照合できるよう最大限の走行時間を確保することができた。もちろん、そのすべてがハンガリーでのレースに適用できるわけではないが、独特な特性を持つハンガロリンクでは自分たちのパッケージの強みを発揮させることができるだろうと期待している」
「ここまでの何レースかではいくつかの不運にも見舞われてしまったし、小さなミスも犯してしまった。そしてつまらない信頼性の問題も発生していた。だが、もし順調な週末を過ごすことができれば、ここまでのシーズンを通じて自分たちのパッケージがあらゆる部分で示してきた潜在能力を解き放つことができるだろうと期待している。それはガレージのどちら側(アロンソとバトン)にも言えることだし、いい結果をつかみたいと思う。統計的に、こういうタイプのサーキットには我々がうまく対応できるということも分かっているからね」