4月17日(日)、上海インターナショナル・サーキットで開催されたF1中国GP決勝レース、マクラーレン・ホンダが次のようにレースを振り返った。
●【結果】F1中国GP決勝の順位、タイム差、周回数、ピット回数
今週末を通してマシンに速さがあることを示し、両ドライバーともトップ10圏内で懸命にプッシュした。しかし、我々はわずかの差で入賞を逃し、中国GPを12位(フェルナンド・アロンソ)および13位(ジェンソン・バトン)で完走した。
レースが進むにつれて、MP4-31 にはトップ10圏内の他チームのマシンほどのペースを発揮できなくなっていった。チームは完ぺきなピットストップを計5回行い、各ドライバーにそれぞれ別の戦略を採用したにもかかわらず(アロンソは2ストップ、バトンは3ストップ)、両ドライバーは数秒差でフィニッシュ。これは、午後のレースで2人のドライバーがそれぞれ最大限のパフォーマンスをしたことを示している。
残念な気持ちはあるものの、今週末はいくつかポジティブな点が得られた。両マシンとも各セッションで完ぺきな走りをみせ、アロンソは今シーズン初めてレースディスタンスを走り切った。また、チームはMP4-31の強みと弱みをさらに学ぶことができた。