レッドブルリンクで行われた2015年F1第8戦オーストリアGP2日目を終え、メルセデスAMGのルイス・ハミルトンとニコ・ロズベルグがコメントを行った。
【結果】F1オーストリアGP予選の順位、Q1-Q2-Q3のタイム
■ルイス・ハミルトン「一度はポールを逃したと思った」
フリー3/2番手
予選/ポールポジション
「全体的にはコンディションのせいでかなり難しいセッションだったね。それは誰にとっても同じだったと思うよ。Q3での最初の走行で、あの3回目のアタックができていて本当によかったよ」
「2回目の走行では、最後のラップでもっとタイムを縮めようとハードに攻めていた。そしてターン1に差し掛かるところでリアをロックさせてしまったんだ。あの時点では7速に入ったままでクルマが後ろ向きになったから、クルマにダメージを与えないようにすることだけに集中していたよ。でも、いったんクルマが止まったあとでは、多分これでポールは逃しただろうと思っていた」
「ちょっと変な感じだったけれど、ポールが取れて本当にうれしいよ。明日は面白いレースになると思う。フェラーリはすごくいいペースを示していたし、彼らとは接近戦になるだろうね。タイヤはうまく機能しそうだし、いい戦いができそうだ」
■ニコ・ロズベルグ「少し攻め過ぎた」
フリー3/5番手
予選/2番手
「予選での最後のラップではかなり攻めるしかなかった。だけど、少しばかり攻め過ぎてしまって限界を超えてしまったよ。自分の(ステアリングの)スクリーンで、その前のラップよりコンマ2秒速いってことが分かった。つまり、ルイス(ハミルトン)と互角だったんだ」
「本当に最後の何メートルかのところでポールが取れるところだった。だけどターン8で大回りになってしまい少しばかり人工芝に乗ってしまったんだ。そこはまだぬれていたから、それで僕の左リアタイヤもぬれてしまったんだと思う。それによってコントロールを失ってしまったんだ」
「残念だけど、明日をすごく楽しみにしているよ。ここでは素晴らしいレースになるし、まだ勝つチャンスだってあるからね。いいスタートを決めてルイスを追い抜くチャンスを作らないと。でも、もちろん強い圧力をかけ続けていくよ」