【マクラーレン・ホンダ】バトン、ホンダの対策シールに問題再発もクルマは良い／バルセロナテスト1-3日目
失望を禁じ得ない一日だった。あいにくの天候の中、空力テストに重点を置くはずだった。しかし、今週悩まされているMGU-K（運動エネルギー回生システム）の問題を解消する目的で本日、導入した対策済みのシールがまたしても不具合を起こし、走行が中断したのだ。
それに、弱り目にたたり目とはこのことだろうか、ピットストップの練習を行なっている最中、ジェンソン（バトン）が履いていたインターミディエイト（浅みぞ）タイヤがパンク、ピットロードの終端で止まってしまったのだ。
ジェンソン・バトン
「昨日（2/20（金））は悪くなかった。より多く走れて多くのデータを集めたのでね。ところが今日は大変だったよ。ツキがなかった。19日（木）に経験したのとそっくりな問題が生じたんだ。例のMGU-Kのシールに発生した不具合さ。そのせいで、午後の走行は空力とピットストップ練習に限られた」
「すべて順調な時点でマシンの実力はどれくらいか、まだコメントはできない。何のトラブルもなく普通に走る機会を得ていないのでね。とはいえ、マシン自体に何も悪いところはないし、ドライバビリティで特筆すべき問題もない。マシンに飛び乗って気持ちよく走行できる」
「できれば、もろもろの問題が早晩、片付くといいな。でも、どうやら明日もやっかいな一日になりそうだ。今のところ、改善点が山積している。テストはまだ5日間あるから、なるべく有益な5日にしたい」
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