ヤス・マリーナ・サーキットで行われた2014年F1最終戦アブダビGP2日目を終え、レッドブルのダニエル・リカルドとセバスチャン・ベッテルがコメントを行った。(文末に注記あり)
【結果】F1最終戦アブダビGP予選の順位、Q1-Q2-Q3のタイム
■ダニエル・リカルド「ウィリアムズにはかなり接近できている」
フリー3/7番手
予選/5番手
「予選にはすごく満足だよ。フリー走行3回目のあと、少しばかりやるべきことがあるのは分かっていた。だけど太陽が沈めば温度も下がってくるし、夜のほうが僕たちのセットアップはうまく機能するはずだと見込んでいたんだ。そしてそのためにいい変更を加えることができたよ」
「予選の間は今週末を通じて最高に満足できていた。かなりウィリアムズに接近できているし、少なくともメルセデスAMGの1台からもそれほど離されてはいない。だから悪いセッションじゃなかったよ」
■セバスチャン・ベッテル「明日は感傷的な日になるだろう」
フリー3/5番手
予選/6番手
「この結果にはあまり満足できていない。フリー走行はうまくいっていたんだけど、予選に入ったらすぐにスーパーソフトではグリップがないことに気付いたんだ。昨日やフリー3ではうまく使えていたんだけどね」
「セッションの間にクルマに変更を加えてみた。Q3で一度使用したタイヤで出たときには、それでうまくやれそうな感じもしたんだけれど、そうはならなかったね。このチームでの最後の予選だからもう少しうまくやりたかったんだ。だからすごく満足というわけにはいかないよ」
「明日は感傷的な日になるだろうね。今日だってクルマに乗るときにはすでにかなり感傷的になっていたよ」
【注】予選後の車検においてレッドブルが両方のクルマに装着していたフロントウイングのたわみ量が規定を超えるものだったとして、競技委員はレッドブルの予選タイムをはく奪し失格処分とすることを発表。レッドブルも正式に声明を出し、その裁定を受け入れることとしたため、23日の決勝ではレッドブルの2台は最後尾からのスタートとなることが確定している。