ロータスのパストール・マルドナードが、今季苦しいスタートを切ったフェラーリが、その劣勢をばん回して今季中に優勝することは難しいだろうと語った。
マルドナードは、昨年、チーム別ランキングで11チーム中9位に沈んだ名門ウィリアムズから、今季は昨シーズン終盤までチーム別ランキングで2位争いに加わり、最終的には4位でシーズンを終えたロータスへと移籍している。
だが、今季はここまでウィリアムズが勢いを取り戻しつつあるのに対し、ロータスはルノー製パワーユニットのトラブルがひびいて、4レースを終えた時点でまだ1ポイントも獲得できていない。
そのマルドナードは、『El Confidencial(エル・コンフィデンシアル)』から、フェラーリとフェルナンド・アロンソがばん回し、2014年シーズンで優勝することができると思うかとの質問を受けたとき、次のように答えた。
「簡単なことではないだろうね」
「フェラーリは素晴らしいチームだし、アロンソが再び勝利のために戦えるよう200パーセントをつぎ込んでゆくのは確かだ。でも、優勝は難しいものだよ」
そう述べたマルドナードは、不振に陥っている自らのチームだけでなく、昨年4年連続でF1チャンピオンチームとなったレッドブルまでも引き合いにだしながら、次のように付け加えた。
「もし疑うのなら、今年のレッドブルやロータスを見てごらんよ」