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批判を恐れて守りに入ったわけではないとピレリ

2014年03月14日(金)22:19 pm

昨年はタイヤについて批判を浴びたピレリだが、それを受けて「守りに入った」わけではないとしている。

2013年のタイヤは性能劣化が大きく、パドックでも常にタイヤが話題の中心だった。しかしルールが大きく変わった新シーズンは、ピレリタイヤは以前より長くもつ傾向と見られており、目立った存在ではない。

2014年F1開幕戦オーストラリアGP(3月16日決勝)についても、たいてい最も軟らかいスーパーソフトが使われてきたが、今年はソフトタイヤが選ばれた。しかし、ピレリのモータースポーツ責任者ポール・ヘンベリーは、2013年の悪評をかき消すためだけに安全策をとったわけではないと話した。

「それは違う」とヘンベリー。「批判を恐れて決定を下したわけではない」とドイツのスポーツサイト『Spox』に語っている。

「単にそれが理にかなうからだ。なにしろ今でさえ、新しいエンジンや増えた重量、少ない燃料でマシンがどうなるか誰も分かっていないのだから」

オーストラリアGPのタイヤ選択についても、ヘンベリーは次のように説明している。「確かに、この選択は慎重に見えるだろう」

「だがこれは、チームがタイヤ理解にあまり労力を割かずにプログラムに集中できるようにするためだ」

2013年はレッドブルをはじめ、さまざまなチームから批判を受けたピレリだが、ヘンベリーはそれがチームとの関係に影響してはいないと話している。

「去年のことは終わったことだ」とヘンベリー。「我々は多くのことを学び、変更をした」

「メディアで伝えられている内容は、内輪で話していることと必ずしも同じではない」とヘンベリーは続けている。「従って、それは気にせずに新シーズンに目を向けるべきだ」

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