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フェラーリとメルセデス、打倒レッドブルF1に一歩一歩

2024年03月11日(月)20:51 pm

2023年はレッドブルが完全に覇権を握っていたことから、フェラーリとメルセデスは大きな期待を抱いて冬の期間を過ごしたが、新しいレッドブルが依然としてトップに君臨していることが判明した。

■フェラーリ会長、打倒レッドブルに一歩一歩

フェラーリのジョン・エルカーン会長は先週末サウジアラビアGPを訪れた際、「1年前の状況を見れば、今年のチャンピオンシップはもっと良いスタートを切った」と語った。

「しかし、重要なのは常に改善し、進歩しようとすることだ。2026年には一つのサイクルが終わり、また新たなサイクルが始まる」と彼は付け加え、レッドブルが実際に打ち負かされるのは、エンジンとシャシーのルールが一新されてからかもしれないとほのめかした。

フェラーリは2025年から2026年の新時代への移行をリードするため、メルセデスからルイス・ハミルトンを引き抜いた。

「ルイスがフェラーリに加入するのは、我々と共に偉大なことを成し遂げられると信じていることのサインだ」とエルカンは主張する。

しかし、ハミルトンが到着する前に、そのような偉大なことが起こる準備は整っておらず、チームのフレデリック・バスール代表もパフォーマンスの差が残っていることを認めている。

「全体的に、デグラデーションという点では良い一歩を踏み出しており、ようやく安定した走りができるようになった」

「しかし、レッドブルと比べるとペースが少し足りない。予選ではコンマ2-3秒、レースではそれ以上だ。だから、もう一歩前進する必要があるんだ。我々は自分たちに正直でなければならない」とバスールは付け加えた。

■メルセデスF1の状況は良くない

ハミルトンが今年限りで離脱するメルセデスF1のトト・ヴォルフ代表は、2024年の新型マシンの状況が今のところ「良くない」と先週末のサウジアラビアGPで認めている。

「トライしていないわけではない。でも、3つの高速コーナーで0.5秒ロスしている。なぜそうなるのかわからない。我々は堂々巡りをしているんだ」

「我々は今年2年間、このことを理解しようとして努力してきた」。

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