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【F1記者会見一問一答】角田裕毅にチームオーダーの質問が集中 チームオーダーは本当に必要だったのか?

2024年03月07日(木)12:25 pm

F1第2戦サウジアラビアGPを前にFIA公式記者会見が行われ、出席した角田裕毅(RB)は次のように語った。

Q:先週末のチェッカーフラッグの後、ダニエル(・リカルド)との間で少し険悪な雰囲気になりましたね。何があったのでしょうか?
角田裕毅(以下、角田):ええ、レース後にチーム全員で話し合ったんですが、僕たちは団結していますし、今は同じ認識を持って、お互いを理解しています。本当にそれだけだと思います。

Q:チームオーダーに対する不満が反映されたのでしょうか?
角田:あの瞬間はそうでした。でも、最終的には彼らの言っていることは理解できます。それだけだと思います。結局は簡単なレースではありませんでした。だから、それだけだと思います。

Q:マシンのペースはどうでしたか?
角田:ペースは良かった。ペースにはかなり満足しています。トップ10で戦えたと思います。だから、間違いなくペースはありましたし、予選でもそれを確認できました。最終的には10位以内にかなり近づけました。だから良かったですし、前半は楽しめました。そしてもちろん、そこからポジティブに捉えるべきことはたくさんありましたし、将来に向けてもそうです。

Q:もし今週末もチームオーダーがあるとしたら、よりスムーズに対応できますか?
角田:そうですね、100%できます。

Q:今はチームオーダーに対してかなり冷静になっているように見えますが、12位という順位で本当に必要だったのでしょうか?また、なぜチームは12位争いのためにチームオーダーを課したのでしょうか?また、ケビン(・マグヌッセン/ハース)を捕らえるのは目前だったのか、それともしばらく彼の後ろにつけていたのか?そのあたりを少し教えてください。
角田:そうですね、ダニエルとは違う戦略を取っていたと思います。彼は新しいタイヤを履いていました。まあ、彼はソフトタイヤでしたけど。そして僕はケビンと争っていました。だから明らかに彼のほうがフリーエアが多かったですし、ペースも速かったです。

おそらくチームは、ダニエルのほうがペースが良くて、ケビンをオーバーテイクするチャンスがあると考えたんだと思います。だから僕にポジションを交換するように頼んできました。ええ、そういうことだと思います。その瞬間、僕は少し熱くなっていました。頭の中はかなり熱くなっていました。でも、最終的には、たぶん1周後か半周後には彼を通しました。だからたぶん、それが問題だったんだと思います。結局、チームは自分たちにもっとチャンスがあると思っていましたし、僕はそれを尊重します。

Q:土曜のバーレーンで、全員が完走しました。チェッカーフラッグ時のあなたの楽観レベルはどうでしたか?
角田:僕たちにとって、チーム内の多くのことを変更した結果、実際には思っていたよりも良かったと思います。そして、現実的には、僕たちは少し低めの予想をしていました。でも実際には、ペースは本当に本当に良かったです。思ったよりもうまくいっていると思います。

多くの新しいスタッフが加入したおかげで、シーズンの終わりに向けて成長という点で自信が持てるようになったと思います。つまり今、新しいチームに溶け込むために全員にフォーカスを当てているところですが、できれば3、4レース以降、それらの人々が実際に全力でプッシュして最大限のパフォーマンスを発揮できることを願っています。

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