FIA会長のモハメド・ベン・スラエムがマックス・フェルスタッペン(レッドブル)に対し、レッドブル・レーシングのトップであるクリスチャン・ホーナー代表の現状を公に支持するよう求めたという。
しかし、26歳のフェルスタッペンはどうやら「ノー」と答えたようだ。
■メルセデスF1代表は距離を置く
興味深いことに、ホーナーの一件が公になり、彼自身を含む多くの人物を引き寄せ続けている中、メルセデスF1のトト・ヴォルフ代表はここ数時間である程度距離を置いている。
メルセデスF1の代表はオーストリアの放送局『ORF』に次のように語った。
「運営団体と商業権所有者が正しい方向に舵を切ることを強く望んでいる。私はおそらく、この問題全体にとって何の役にも立っていないと思う。なぜなら、それについてF1内部の権力争いだと見られてしまう可能性があるからだ」
「だからこそ、チーム(レッドブル)の手に委ねるべきではない。それよりもずっと大きな話題だし、メルセデスの男がレッドブルの男について話しているように思わせることで、全体の状況を矮小化(わいしょうか)するつもりはないよ」