マックス・フェルスタッペン(レッドブル)の父ヨスは、F1開幕戦バーレーンGPレースである土曜日に、クリスチャン・ホーナー代表には辞めてもらいたいと『Daily Mail(デイリー・メール)』紙の取材に話した。
その際に騒動を仕掛けた容疑については否定したが、疑惑の渦中にある匿名の女性とは個人的に面識があるとの噂も出ている。
元F1ドライバーのラルフ・シューマッハは「あの(メール)リークはF1の重要人物全員に送られたものだ。まずは彼らを捕まえなければならない。これは典型的な政治的殺人だ」と語る。
■父ヨスは離脱を希望か
F1で最も権威のあるイギリスの専門メディアは、父ヨス・フェルスタッペンの行動はとにかく息子の契約にある離脱条項を発動させることにあるのではないかと見ている。フェルスタッペン側がより大きな影響力と柔軟性を持つ可能性が出てきたのだ。
「一方、F1の信頼性は結果として損なわれる」と『Blick』のブノワは結論づけた。