今のところおそらく2番目に速い2024年型車を持つフェラーリだが、カルロス・サインツ(フェラーリ)はメルセデスと同様、レッドブルから教訓を得る必要があるとバーレーンで認めた。
「(レッドブルの)第一印象は、彼らは6カ月か1年先を行っているということだ。僕たちは皆、昨年の彼らのマシンに近い状態でこの初レースに臨んでいる。つまり、開発の仕方という点で、このクルマが少し有利なような気がするんだ」。
■ニューウェイとワシェには保守的という言葉は存在しない
レッドブルのヘルムート・マルコ博士もこれに同意し、2023年から2024年にかけてのステップで“失敗のリスクを冒すことなく”“極端なことをやってのけた”エンジニアたちを称賛している。
「ピエール・ワシェとエイドリアン・ニューウェイを中心とするエンジニアたちの頭の中には、保守的という言葉は存在しない。それはレッドブルのDNAの一部でもあるんだ」
「このクルマでみんなを驚かせることができたと思う。狭いサイドポッドを見れば十分だ。また、フィールド全体が我々の(古い)マシンをベースにしていることもわかるだろう」。