2024年2月5日、ウィリアムズ・レーシングは2024年FIA F1世界選手権を戦うマシンの新カラーリングをニューヨークの中心部、5番街にあるPUMAのフラッグシップストアで発表した。
2月11日(日)までPUMAストアにウィリアムズ・レーシングのマシンが展示される。また、PUMAはドライバー用レースウェアやチームウェア、ファン・コレクションやアクセサリーを提供する。
■伝統のブルーでグリッド最前線を目指す
ヘリテージ・ネイビー・ブルーから新時代ウィリアムズへの鮮やかな色彩の移行が特徴的だ。
赤と白のピンストライプは、英国の象徴としてのウィリアムズのポジションを反映し、ナイジェル・マンセルとケケ・ロズベルグがドライブした1985年のFW10から、ジャック・ビルヌーブが栄光のチャンピオンシップを獲得した1997年のFW19まで、歴史的なマシンにインスパイアされている。
ウィリアムズは、この印象的なブルーのカラーリングは、チャンピオンとしての伝統と、グリッド最前線への復帰という使命を結びつけるものとしている。
2024年マシン『FW46』のカラーリングは、9度のコンストラクターズ世界選手権優勝、7度のドライバーズ世界選手権優勝、114勝を誇るウィリアムズ・レーシングのレガシーへの現代的なオマージュとした。
このカラーリングは、伝説的なチーム創設者であるサー・フランク・ウィリアムズによって導入されたFWネーミングの伝統に従っている。
■日本のコマツがF1に復帰
また、建設、鉱山、林業、産業用重機のトップメーカーである日本の『コマツ(KOMATSU)』と新たな複数年にわたるプリンシパル・パートナーシップを発表した。
コマツは、1980年代から1990年代にかけてウィリアムズとパートナーシップを結び、1996年と1997年のタイトル獲得マシンにギアボックス部品を供給するなど、共に成功を収めてきた。
■ドライバーは継続 注目のアルボンは?
ドライバーラインナップは昨年に引き続きアレックス・アルボンとローガン・サージェントだ。アルボンは古巣レッドブルや空席となったメルセデスなどへの移籍がうわさされており、F1界でも注目の一人となっている。
■ウィリアムズ・レーシング、2024年F1新車発表会