2月1日の夕方(イギリス)、メルセデスAMGペトロナスF1チームは、ルイス・ハミルトンと2024年シーズン限りで決別することを発表した。
ハミルトンは昨年8月に契約を更新した際の「解約条項」を有効にしたことで、シルバーアローでドライブするのは今シーズンが最後となる。ハミルトンとメルセデス・ベンツの関係は17年間、F1のワークスチームとは11年間にわたるパートナーシップに終止符が打たれることになる。
■トト・ヴォルフ「ハミルトンの新たな挑戦を受け入れる」
チーム代表兼CEOのトト・ヴォルフは次のようにコメントした。
「チームとドライバーのコンビという意味では、ルイスとの関係はこのスポーツで最も成功したものとなったし、そしてそれは、私たちが誇りを持って振り返ることができるものだ。ルイスはメルセデスのモータースポーツの歴史において、常に重要な存在だ」
「しかし、私たちのパートナーシップはいつかは自然な形で終わりを迎えるだろうと思っていたし、その日が今やってきたんだ。私たちはルイスが新たな挑戦を求める決断をしたことを受け入れ、私たちは将来へのチャンスについて考えるだけでもわくわくするものだ。しかし、今はまだ1シーズンが残っており、力強い2024年を実現するためにレースに集中する」。