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メルセデスF1にとって2024年が「とても重要」な理由は?「弱点」を克服し低迷期を終わらせなければならないと元F1ドライバー

2024年02月02日(金)6:57 am

メルセデスはF1の歴史において重要な局面を迎えていると元グランプリウィナーのラルフ・シューマッハが語った。

全体的に見れば、2024年にレッドブルがライバルを寄せ付けない有力候補であることは明らかで、さらに大きな支配力を持つ可能性も否定できないとシューマッハは言っている。

90年代から2000年代にかけて有名な兄ミハエルと同じ時代にF1に参戦していたラルフ・シューマッハは、『DPA通信』に次のように語った。

「マックス・フェルスタッペンとレッドブルがその支配を継続しないことを示唆するものは比較的少ない」

そしてシューマッハによれば、かつてF1を支配していたブラックリーを本拠地とするメルセデスにとって、2シーズンの“休養”を経て2024年に勢いを取り戻すことは、メルセデスにとってもF1にとっても極めて重要だという。

「F1にとって、強力なメルセデスが再びトップに立つことはとても、とても重要だ。メルセデスはできるだけ速くコーナーを回らなければならない。それについては疑いの余地はない。もしそうでなければ、彼らの弱点が継続することになる」。

実際、7度のワールドチャンピオンに輝いたルイス・ハミルトンは2022年と2023年のグランプリで1勝も挙げることができず、ジョージ・ラッセルが過去2年間メルセデスの唯一の勝利を手にしている。

「もしこの状況が続けば、メルセデスはもはや勝つためのクルマ作りを理解していないことになる。そして、それは過去に成功を収めてきたメルセデスのようなブランドにとって致命的なことだ」。

2月1日にはハミルトンがフェラーリへの移籍を発表しており、最強時代の体制から徐々に変化していくメルセデスにとっては、今シーズンの復活が非常に重要になってくるだろう。

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