元マクラーレンF1ドライバーのマイケル・アンドレッティは「何年も前に」F1チームを買うべきだった、と元F1最高責任者のバーニー・エクレストンが語った。
■マリオ・アンドレッティ「胸が張り裂けそうだ」
アメリカを拠点に世界トップカテゴリーの多くで大成功を収めているにもかかわらず、アンドレッティはF1の11番目のチームとして迎えられるために苦しい戦いを強いられてきた。
「F1が私の息子に対してどんな態度を取っているのかを見ると、胸が張り裂けそうになる」とスイスの『Blick(ブリック)』紙に述べているのはアンドレッティの有名な父親マリオだ。
■何年も前にF1チームを買うべきだったとバーニー・エクレストン
アンドレッティのF1参戦はFIA(国際自動車連盟)の支持を得ているものの、F1の商業的オーナーであるリバティ・メディアと既存の10チームは反対している。マイケル・アンドレッティによると、どのチームも売却に前向きではないという。
この状況を見たエクレストンは「アンドレッティは何年も前にチームを買うべきだった」と『Blick』誌の有名F1ジャーナリスト、ロジャー・ブノワに語った。
「そうすれば、今のような問題は起きなかっただろう。チームが反撃しているのは明らかだ」
■ハースF1買収は魅力的ではない?
ブノワは、アンドレッティにとっての希望の光はハースの混乱かもしれないと主張するが、アメリカの小さなチームは魅力的ではないかもしれないとも考えている。
「チームのボス(ギュンター・シュタイナー前代表)が追い出された後では、ジーン・ハースは店を売るのに苦労するだろう。彼はすでに3つのオファーを断っており、今は世界選手権の最下位で、会社を拡大することを拒んで独自の道を歩んでいる。ハースはまたも最下位候補のままだ」。