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【F1ラスベガスGP:FP1順位】開始8分で“コーストラブル”発生、赤旗終了。サインツとオコンもマシン破損・・・原因は排水溝のフタ

2023年11月17日(金)14:04 pm

F1第22戦ラスベガスGP(ラスベガス・ストリップ・サーキット)が開幕し、フリー走行1回目が行われた。

●【2023F1第22戦ラスベガスGP】開催スケジュール・全セッションの結果

しかし、開始8分過ぎにイエローフラッグが出されると、画面はコース上にマシンを止めているカルロス・サインツ(フェラーリ)を映し出した。そして間もなく赤旗になりセッションは中断した。

サインツのオンボードカメラのリプレイ映像を見ると、直線を全開で走っている際に何かが壊れたような大きな音がして、サインツはマシンをコースサイドに止めた。

ステアリングのダッシュボードに「Stop the Car(車を止めろ)」というメッセージが表示されたが、その時点でそれ以外に詳しい情報はなかった。

さらなるリプレイで確認していくと、サインツが何かを轢いた可能性があるようだ。「Stop the Car(車を止めろ)」というメッセージが入る前にマシンはわずかに跳ねている。単なるコース上の衝突だったのだろうか?

アストンマーティンとフェルナンド・アロンソ(アストンマーティン)の無線によると、「排水溝のフタ」が影響したようだ。

■赤旗終了。原因は排水溝のフタか

そしてセッション残り40分もある中、セッション終了が宣言された。

トラックの荷台に積み込まれたサインツのマシンは、かなりのダメージを受けているようだ。

やはり、原因は「排水溝のフタ」に問題があったようだ。以前、バクーとモナコでも、同じような問題が発生していた。

FIA(国際自動車連盟)はすでに調査を開始しており、サインツのフェラーリが受けた損害を調査するためにコース上に数人の代表者を派遣している。

そして、「コースの補修のため」セッションは再開しないと画面に表示された。

■オコンにもトラブル

その後、マンホールと思われる損傷により、エステバン・オコン(アルピーヌ)もシャシーを交換する必要があることを認めた。

まともにタイムを残していないが、トップ3はシャルル・ルクレール(フェラーリ)、ニコ・ヒュルケンベルグ(ハース)、ケビン・マグヌッセン(ハース)だった。角田裕毅(アルファタウリ)は8番手。

フリー走行2回目は、日本時間17時から行われる。

■【F1ラスベガスGP:FP1順位】
1 C.ルクレール(フェラーリ)
2 N.ヒュルケンベルグ(ハース)
3 K.マグヌッセン(ハース)
4 M.フェルスタッペン(レッドブル)
5 E.オコン(アルピーヌ)
6 G.ラッセル(メルセデス)
7 C.サインツ(フェラーリ)
8 角田裕毅(アルファタウリ)
9 S.ペレス(レッドブル)
10 V.ボッタス(アルファロメオ)
11 P.ガスリー(アルピーヌ)
12 L.ハミルトン(メルセデス)
13 D.リカルド(アルファタウリ)
14 G.ジョウ(アルファロメオ)
15 L.ノリス(マクラーレン)
16 L.ストロール(アストンマーティン)
17 O.ピアストリ(マクラーレン)
18 A.アルボン(ウィリアムズ)
19 F.アロンソ(アストンマーティン)
ー L.サージェント(ウィリアムズ)

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