F1第14戦オランダGP(ザントフォールト)予選が行われ、ギヨーム・デゾトー(アルファタウリF1車両パフォーマンス責任者)が次のように振り返った。
●【2023F1第14戦オランダGP】全セッションの結果・開催スケジュール
■ギヨーム・デゾトー(アルファタウリF1車両パフォーマンス責任者)
チームの予選:14番手、20番手
※角田裕毅、3グリッド降格ペナルティ
「昨日(ダニエル・リカルド)のクラッシュ以来、我々は激しい旅をしたけど、メカニックたちはリアム(・ローソン)のためにクルマを準備しようと素晴らしい仕事をしてくれた。3回目のフリー走行は難しいコンディションだったが、リアムはクルマをコース上に保ち、一歩ずつペースを上げていくという素晴らしい仕事をした。インターミディエイトタイヤで走行するのは彼は初めてだったので、コンディションは彼にとって特にトリッキーだった」
「予選セッションは再びウェットコンディションとなったが、これは2023年シーズンの安定した特徴のようだね。リアムに関しては、できるだけ多くの周回を繰り返してクルマについて学び、コンディションに適応し続けることが重要だった。彼は良い仕事をして、ミスをせずにクルマを持ち帰った。彼には間違いなくまだ多くのことが残されているから、彼がAT04でドライでの走行が役に立つことを願っているし、我々はレースを楽しみにしている」
「(角田)ユウキに関しては予選は好調なスタートを切り、余裕を持ってQ2進出を果たした。トラックは改善し続けたが、残念ながら最後のアタックではQ3に進出できなかった。渋滞は難しかったので、今夜データを分析して、タイヤの準備に関して何か違うことができたかどうかを確認するつもりだ」
「明日の最も可能性の高いシナリオを理解するために、戦略シミュレーションも行う。FP2でのロングランではクルマは悪くなかったので、ユウキがポイントを争えるポジションにいることを期待している」。