F1第14戦オランダGP(ザントフォールト)予選が行われた。
●【2023F1第14戦オランダGP】全セッションの結果・開催スケジュール
■Q1:角田裕毅9番手でQ2へ、代役ローソンが敗退
Q1トップタイムはアレクサンダー・アルボン(ウィリアムズ)、2番手はマックス・フェルスタッペン(レッドブル)、3番手はオスカー・ピアストリ(マクラーレン)だった。
レッドブル・レーシングと同じホンダRBPTのパワーユニットを搭載するアルファタウリF1は、角田裕毅は9番手でQ2へ進出した。一方、クラッシュして左手を骨折したダニエル・リカルドの代役リアム・ローソンはFP3からいきなり雨という難しいコンディション下で20番手となりQ1敗退だった。
■【予選Q1】F1オランダGP
16 ジョウ・グァンユ(アルファロメオ)
17 エステバン・オコン(アルピーヌ)
18 ケビン・マグヌッセン(ハース)
19 バルテリ・ボッタス(アルファロメオ)
20 リアム・ローソン(アルファタウリ)
■Q2:角田裕毅はQ3進出ならず
Q2トップタイムはマックス・フェルスタッペン(レッドブル)、2番手はオスカー・ピアストリ(マクラーレン)、3番手はアレクサンダー・アルボン(ウィリアムズ)だった。
角田裕毅は14番手でQ3進出はならなかった。
■【予選Q2】F1オランダGP
11 ランス・ストロール(アストンマーティン)
12 ピエール・ガスリー(アルピーヌ)
13 ルイス・ハミルトン(メルセデス)
14 角田裕毅(アルファタウリ)
15 ニコ・ヒュルケンベルグ(ハース)
■Q3:サージェントがクラッシュ!
Q3開始時には、雨用のインターミディエイト(緑)とドライ用のソフト(赤)でタイヤ選択が別れた。しかし太陽が出て走行ラインが急速に乾き、ソフトタイヤ組が一気にタイムアップ。それを見て、続々とソフトタイヤへ交換をしていった。
Q3開始4分頃、ターン2でリアを失ったローガン・サージェント(ウィリアムズ)がテックバリアに激しくクラッシュ!フロントノーズを失い、フロント・アームも折れてしまった。初のQ3進出を果たしたサージェントは自らマシンを降りてメディカルカーに乗った。
■Q3:ルクレールがクラッシュ!
セッションが再開され続々とタイムアップしていく中、残り4分頃、コース脇にマシンを止めているシャルル・ルクレール(フェラーリ)のオンボードカメラが映し出された。
リプレイ映像では、ルクレールは右に回り込むターン9を曲がりきれずクラッシュした。濡れた路面に乗ってしまいアンダーステアが出たようにも見えるが、原因は不明だ。コース脇のチェアに座るルクレールは悔しそうだ。
■Q3:トップ3はフェルスタッペン、ノリス、アルボン!
残り4分5秒、8人のドライバーによる最後の戦いが再開した。
最後に集中力を発揮してポールポジションを獲得したのは母国の英雄マックス・フェルスタッペン(レッドブル)だった。母国オランダで3年連続、今季9回目、通算29回目のポールポジションだ。
2番手はランド・ノリス(マクラーレン)、3番手はジョージ・ラッセル(メルセデス)、4番手にアレクサンダー・アルボン(ウィリアムズ)、5番手にフェルナンド・アロンソ(アルピーヌ)がつけた。
■【予選結果】F1オランダGP
1 M.フェルスタッペン(レッドブル)
2 L.ノリス(マクラーレン)
3 G.ラッセル(メルセデス)
4 A.アルボン(ウィリアムズ)
5 F.アロンソ(アストンマーティン)
6 C.サインツ(フェラーリ)
7 S.ペレス(レッドブル)
8 O.ピアストリ(マクラーレン)
9 C.ルクレール(フェラーリ)
10 L.サージェント(ウィリアムズ)
11 L.ストロール(アストンマーティン)
12 P.ガスリー(アルピーヌ)
13 L.ハミルトン(メルセデス)
14 角田裕毅(アルファタウリ)※3グリッド降格ペナルティ
15 N.ヒュルケンベルグ(ハース)
16 G.ジョウ(アルファロメオ)
17 E.オコン(アルピーヌ)
18 K.マグヌッセン(ハース)
19 V.ボッタス(アルファロメオ)
20 L.ローソン(アルファタウリ)